2003年演奏会日記-7月(2)〜8月

7月23日 三枝成彰2003@サントリーホール
7月30日 ★海のシンフォニーファミリーコンサート@NHKホール
8月16日 打楽器世界一周@セシオン杉並
8月23日 ★トップコンサート@神奈川県立音楽堂
8月24日 ★ロビーコンサート@日比谷DNタワー21




7月23日 三枝成彰2003新作コンチェルトとオペラ


場所:サントリーホール
指揮:大友直人
管弦楽:東京交響楽団
ソプラノ:佐藤しのぶ
ソプラノ:並河寿美
メゾソプラノ:坂本朱
テノール:佐野成宏
バリトン:星野淳
太鼓:林英哲
語り・能楽大鼓:大倉正之助
篳篥:稲葉明徳
フルート:アンドレア・グリミネッリ
プログラム 作曲:三枝成彰
フルート協奏曲
 サクスフォーン:松井宏幸・松原孝政・山田忠臣・田村真寛・成田徹・東涼太・国末貞仁・林田祐和
太鼓協奏曲《太鼓について》
 台本:島田雅彦
オペラ《Jr.バタフライ》より
 台本:島田雅彦
第一幕第一場1940  長崎スズキの住まい
 スズキ/坂本朱
 尼僧/並河寿美
 Jr.バタフライ/佐野成宏
第二幕第二場1941
 神戸 野田家
 Jr.バタフライ/佐野成宏
 ナオミ/佐藤しのぶ
 バートン/星野淳

★実はサントリーホールに来るのは初めて。三枝成彰のオケを聴くのも初めて。佐藤しのぶを聴くのも初めて。 そんな初めてづくしの演奏会でした。
 まぁ、三枝氏に限っては高校時代に合唱曲を歌ったけれど、イメージは「エキセントリックな曲を作る人だな」でした。 ちなみに、今回聞いてみてそれは大きくは変わらず(笑)。でも、現代音楽にしてはメロディックで親しみやすいかもしれません。

 今回、残念な事に招待券だった為、席がP席。指揮者は正面だけどさぁ。。。
 フルート協奏曲は金管隊の向こう側に居たサクスフォーンの壁のせいか、肝心のフルートがちょろっとしか聞こえず。む、無念。
 ついでに言えば太鼓協奏曲はソロの太鼓を叩いている所が見れないという哀しい事態になりました。ああああ(涙)。
 そうそう。太鼓協奏曲は語りが多く、いつオケが入るのか!と思うぐらいのものでした。後半はオケが盛り上がりましたが。 即興的要素が強い曲らしいので、何度か聴いてみたいですね。

 オペラ《Jr.バタフライ》は言わずと知れたプッチーニの《マダム・バタフライ》の続編。蝶々夫人の息子の話。本公演は来年の4月とか。晋友会が歌をやるみたいですね。 そう言えば以前先輩が歌うかもって言ってましたね。。。
 それはともかく、何せP席。ソリストは勿論正面向いて歌いますからね。。。聞こえねー。。。
 一度ホールに響いて天井から降ってくる音しか聞こえないんですね。。。くすん。なので、どんな声だったかの評価は全く出来ません。いえ、いつも評価なんておこがましい事してませんけど。
 あ、そうそう。金管が上から降ってくる感じがして、良かったです。目の前で演奏しているのに、音が上から聞こえるんですね。これはきっと音が前に飛んでいるからで、 跳ね返った音が聞こえているのでしょう。
 単純に音楽を楽しむと言う目的でコンサートに行くならP席はダメです。ホント、そう思いました。雰囲気と指揮者と石田様(?!)を楽しみに行くならいいんですがね。。。





7月30日 海の日によせて
  海のシンフォニー
 ファミリーコンサート


場所:NHKホール
指揮:円光寺雅彦
司会:竹内陶子
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:東京放送児童合唱団
ピアノ:熊本マリ
ソプラノ:高橋薫子
テノール:福井敬
コンサートマスタ:石田泰尚

曲目:第1部
グリンカ
歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
ビゼー/「アルルの女」第2組曲から
 “メヌエット”“ファランドール”
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
「火祭の踊り」(ピアノソロ・作曲者は聞き逃しました)
エルガー
 行進曲「威風堂々」第4番

第2部
ツィンマーマン/行進曲「錨をあげて」
イタリア民謡/「サンタ・ルチア」
イタリア民謡/「オー・ソレ・ミオ」
プッチーニ
歌劇「ラ・ボエーム」から“私の名はミミ”
歌劇「トゥーランドット」から“だれも寝てはならぬ”
ヴェルディ/歌劇「椿姫」から
 乾杯の歌「友よ、さあ飲みあかそう」
海の歌メドレー
 海の歌を歌おう〜海〜浜千鳥〜浦島太郎〜ソーラン節〜芭蕉布〜かもめの水兵さん 〜船乗りの夢〜ひょっこりひょうたん島〜うみ
チャイコフスキー/イタリア奇想曲

★これは日本船主協会主催の海の日イベント。全席御招待だったのかな?よくわかりませんが、とにかく私は招待でした。
 今日は用事があった為に遅刻して行ったのですが、はっきり言って下らない用事で遅刻したのが悔しくてなりません。 おまけに、おねーさんの案内がわからず右往左往していたおかげで座席に着けないまま一曲聞いてしまったのですね。。。(涙)。そもそも2曲完全に 聴きそびれている訳です。ああくやしい。

 で、私はガーシュウィンから聴いたのですが、これが存外良い。ちょっとオケ(と言うか金管)がイケイケすぎてピアノソロが沈むと言う 事態が起こったりしたのですが、それでもピアノはカッコイイ。そしてコンマスのソロがイイ(笑)。
 私はその時席に着けず入口付近で聞いていたので双眼鏡を出せなかったのですね。なので結構「ふ〜ん。NHKホールってこんなんなんだ〜」とか、「金管元気がいいな〜」とか 思って聴いていた訳です。で、新日本フィルのコンマスはどんなんよ?とか思ってコンマスを見たわけです。そしたらキビキビした動きが石田様っぽい。ふーん、と思って 見ていたら、待機の姿が石田様そっくり。て言うかヴァイオリンを膝に伏せる人を私は石田様しか知りません。自分視力無いのによくぞ見分けたって感じですが。。。(笑)。

 えーと、もし、ココを石田様が見ていらっしゃったら…単発でどこかに御出演する際は E-quartetにメールで連絡お願い致します(笑)。聴きにいけるものは聴きに行きますから(<割と本気)。
 そんなこんなで心臓ばくばく言わせて席に着いた館風ですが、2階席の奥の奥だった為、石田様は豆状態。仕方なしに双眼鏡を取り出して見ていたら、 隣の席の男性に「この人は何をそんなに見ているんだろう?」と言う目で見られました。仕方有りません。館風はこう言う人です(笑)。

 エルガーの「威風堂々」って、第5番まであるそうです。そんな何番もあるなんて知りませんでした。私たちがよく耳にするのは第1番みたいですよ。 あの曲も結構好きですが、この第4番も本国イギリスでは結構演奏されるのだとか。中間部の勇壮なメロディが印象的です。他の曲も聴いてみたくなりました。 全曲入ったCDとかありそうですよね。。。

 さて第2部。元気のいい「錨をあげて」私はなんとなく甲子園なイメージがしました。なんと言うか、野球の応援で使われてそうだなー、と(笑)。
これがまた元気でいいんですよ。きびきびしてて。
 この曲の後にえーと、海洋大学?ちょっとよく聞き取れなかったのですが、そう言う大学の手旗信号やらロープワークやらを練習して子どもに教えたりするサークル(勿論サークルの 名称もありましたがメモって無いので忘れました。。。ごめんなさい。もし当事者の方が居たら教えて下さいね。そうしたら訂正します★)の学生が7人ほど出て来て手旗信号を披露してくれました。
 皆で笛に合わせて手旗をやるのですが…間違えた生徒が居たのですね。もう会場が笑ってました。でもまぁ!オイシイと思えば!
 で、学生たちに将来の夢は?と言う風に聞いて回ったのですが、その中のやり取りが面白く石田様も下向いて笑いを堪えていました。あー、やっぱ石田様は笑顔がいいねぇ(<ファン心理)。

 そしてやっと出ました福井敬氏!昨年のトゥーランドット以来結構好きです。福井氏はお喋りも中々いけるタイプのようです。それにしても、 やっぱり上手い!なんと言えばいいのか、甘い歌声にうっとり。このイタリア民謡とアリアは全部知って居たのでとても楽しめました。やっぱり知っている曲は聞きやすくて良いですね。

 海の歌メドレーは東京放送児童合唱団が出て来て。私は子どもたちがオケの前に出てくるのを見て青くなった。・・・「石田様が見えない」(<ファン心理)
 まぁ、それはともかく(いや、実際全然見えなかったので由々しき問題だったのですが)、このメドレー、割と知らない曲もあるんですが。。。てことは来ていたお子さんの中には知らない人も居たんじゃないかって感じですよね。 ファミリーコンサートと考えすぎる余り最近の子どもは知らない曲になってしまう、なんか変な感じがしますね。まぁ、海の歌なんてそうそう無いので仕方ないかと。 ポップスを一曲くらい入れても良かったかな、とは思います。ここまでやっちゃうならいっそのこと、って感じですね。

 それにしても、振り付けが付いていたのですが、これが割りと安易で揃ってて気持ち悪い。いっそのこと振り付けなしで子どもたちに伸び伸びと歌わせた方が良かったのでは?と 思ってしまいました。だって子どもたちが振り付けをするのが全然楽しそうじゃないんですもの。楽しくないのにムリヤリ乗る(むしろ乗っているように演技させる)のはどうですか?(<館風さん、機嫌悪い?辛辣ですね) 明らかに子どもたちは「ひょっこりひょうたん島」だけ本気で振り付けをしていました。あれだけとっても楽しそうだったんです。振り付けの動きも自然。 だから観客席もこれで終わりか、と思ってうっかり拍手をしてしまったわけですし(笑)。パンフにメドレー曲全部書いてあるのにうっかり拍手をする観客も観客ですが、 振り付けを考える方ももう少しラストじゃないようにつけるとか出来なかったんでしょうか。
 おっと失礼。筆が滑りました。
 合唱の方は子どもの素直な声でよかったです。いかんせんハモリが下に分かれるので人数が少なく目立たないので残念でしたが。。。 小学4年生から6年生らしいです。子どもってあんなに小さいんですね(<それはアナタが2階席の奥で聴いていたからでは?)。
 久々に合唱が聴きたくなりました。東混のコンサートでも調べましょうか…

 で、先日神奈フィルでも聞いたチャイコフスキーの「イタリア奇想曲」
 うっかり心の中で較べてしまいますが、そう言う聞き方は自分の聞き方じゃないのでおいといて。
 冒頭の金管が中々に良かったな〜って感じがしました。新日本フィルはかなり金管が元気なようです。ただ、たまに五月蝿いくらいになっちゃいますけどね。。。(苦笑)
 どうも神奈フィルの時と較べて石田様は大人しい感じ。神奈フィルとの時はもっと大暴れだったように思うのですが。。。 私的には神奈フィルの時のようにもっと自分のやりたいようにやってる石田様が見たかったです。オケの特性に合わせて居るのでしょうか。。。

 それにしても今日はホント、宝くじに当たった気分。ホント、嬉しかったです★ こう言う催しものって結構豪華なゲストとかを出してくださって嬉しいのですが、もう少し曲目に“本気”を入れて欲しいと思います。 オイシイ曲ばっかりでもいいのですが、むむむ。という感じです。
 ですが石田様をコンマスに持ってくると言う事は偉過ぎです。 もしかしたら日本船主協会の会長さんとかが石田様のファンかもしれませんね(笑)。




8月16日 打楽器世界一周


場所:セシオン杉並
演奏:打楽器四重奏団
 Shun-Ka-Shu-Toh
 藤本隆文・平尾信幸
 西川圭子・和田光代
曲目:第1部
アメリカン・トラディショナル・ビート
L.アンダーソン/フィドル・ファドル
J.ケージ/サード・コンストラクション
W.ヒラー/カタログW
リムスキー=コルサコフ/熊蜂の飛行
第2部
H.トマジ/ル・トンボー・ドゥ・ミレイユ
2003.8.16 SPECIAL
N.ウェストレイク
 オンファロ・セントリック・レクチャー
池辺晋一郎/雨のむこうがわで
M.イストヴァン
 ドールズハウス・ストーリー
中田喜直〜大中寅二
 夏の思い出〜椰子の実
アンコール
Larry Spivack/Quartet for paperback
L.Anderson/Forgotten dreams
ジョージ・ハミルトン・グリーン
 レインボー・リップル・ラグ

★神奈フィルが誇る面白打楽器隊(館風が勝手にそう思っているだけ。ちなみに褒めてます。)の 藤本氏と平尾っち(影でこう呼んでるだけです)が参加する打楽器四重奏団「Shun-Ka-Shu-Toh」のコンサート。打楽器オンリーの演奏会と言うのは 本当に珍しい。マリンバのリサイタルならたまに見かけるけれど、打楽器全般、と言うのは相当に珍しいといえるのでは ないだろうか。
 ちなみに館風は新聞のチケットプレゼントで「神奈フィル藤本隆文参加の…」と書いてあったので「見てみたいー!!!」 と思って即応募。運良く当たりました。主催者サマ有難う御座います。

 さて、4人が鼓笛隊のような持ち運びながら演奏できる太鼓を下げて登場。 これが「アメリカン・トラディショナル・ビート」。アメリカのマーチなどの典型的リズムなのだとか。 じゃあ私の鼓笛隊って言う印象もあながち間違いではない訳か。。。こっれがまぁ、4人が寸分たがわぬリズムで叩くんです。 もう、4人の手首が綺麗に回って、どんどん速くなっていく。これだけで思い切り盛り上がりました。

 打楽器の中でも音階が出るマリンバが全体的に重用されていました。フィドル・ファドルは先日題名のない音楽会でも マリンバソロでありましたが、今回はマリンバと小太鼓のみ。柔らかいクレッシェンドやデクレッシェンドが浮かび上がってとても 良かったです。

 今回は藤本氏が主にお喋り。パーカッションについてのお話がありました。オーケストラで弦楽器と言ったらヴァイオリンやチェロ、ヴィオラ、コンバスです。 管楽器と言ったらトランペット等の金管、フルートなどの木管。じゃあパーカッションは?パーカッションの守備範囲はそれ即ち「それ以外」。
 つまり、明らかに「打楽器」じゃなくてもパーカッションの守備範囲になるんですね。今日は法螺貝なんかも出てきましたし、口に咥えてブーブカ吹くカズーなんかも 打楽器じゃない訳です。でも吹くからって管楽器の守備範囲にはならない訳で。パーカッションって オケの何でも屋的な存在なのでしょうか。でもそんな「何でもアリ」な所が平尾氏や藤本氏の様な 「面白くさせてやる!」と言う感じを生み出すんでしょうね。

 やっぱり今回はマリンバの柔らかく包み込むような音色が最高でした。それにグロッケンシュピールの 澄んだ音色が重なって響きあって面白い響きになる所が好きです。

 第2部の始まりは平尾氏と西川嬢がカズーを咥え、手にはタンバリンの様な楽器(でもタンバリンではない)を持って登場。 観客との掛け合いを楽しんだ演奏でした。更に次の「2003.8.16 SPECIAL」は前日にワークショップに参加した子どもたちが 竹とやぎ皮で作ったオリジナルの太鼓で一緒に演奏。夏休みにこんな体験できる今の子どもたちはいいなぁ。。。私も参加したーい(笑)。

 アンコール1曲目はタイトルから分かるように4人は大きさの違う紙袋で演奏。膨らして叩いたり、つぶしたまま叩いたり、 色々して面白い。そして勿論最後は膨らまして「パン!」と潰してしまいました。 演奏が終了すると4人は脱兎の如く退場。面白すぎでした。この打楽器四重奏団、なんだか癖になりそうですvv











8月23日 第19回かながわ音楽コンクール
 上位入賞者による
 トップコンサート PART17


場所:神奈川県立音楽堂
指揮:佐藤功太郎
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:沼田理美・里見有香・関根寿代(演奏順)
曲目:
ベートーヴェン
 ピアノ協奏曲 第1番ハ長調作品15
グリーグ
 ピアノ協奏曲 イ短調作品16
ショパン
 ピアノ協奏曲 第2番ヘ短調作品21

★事務局のAさん(仮名)有難うっ!!ホントにコンマス石田様だったよ!疑ってゴメンネ★(<ここで謝っても見てねぇよ) そんなこんなで館風の「このコンサートは石田様だ!」情報はAさん(仮名)のご協力によって成り立ってます★これからも宜しく!
 それでですね。今日の石田様は若い演奏者たちに触発されたのか、なんかノリノリ(と言うか、一番ノッてたのがベートーヴェンに見えましたが…)。 髪の毛も切ってサッパリしてエナジィが有り余ってたのでしょうか(<一部誇張)。でも私も正直ベートーヴェンが一番楽しめた感じですね。。。 グリーグは超有名曲ですが、それだけになんだかソリストがオケと一体になりきっていないのが気になってしまって。。。ベートーヴェンの 女の子はもう完全にイッちゃってましたからね。曲の中にどっぷりはまってる感じでオッケーです。やっぱりソリストやるには あそこまで行かないとダメなのでしょうね(そう言えば昨年末の及川氏は凄かったですね…歌ってたし…)。若い人たちには頑張って バリっとソリストをキメるような人たちに育っていって欲しいですね。

 今日の石田様はなんだか普段よりソリストとの連携を気にしていた感じ?ちょくちょくソリスト の方を見てタイミングを見ていました。こう言うのもコンマスのお仕事なんでしょうね〜。ソリストが見えない後ろの方にも 指示が浸透しなきゃいけないわけですし。他にも他パートとの連携をとろうとする視線が今回は目立った感じがしました。 自由席に便乗して間近で見たからでしょうか…。県立音楽堂は舞台が狭いのでオケ自体そんなに乗らないので、 セッションみたいな雰囲気になるんでしょうか。でも私はアンサンブルな石田様が好き(とうとう石田様限定になったか…)なのでオッケーです!

 そう言えば関係ないですがベートーヴェンの第1楽章と第2楽章の間で石田様は客席に視線をやって、誰かを探しているようでした。 後ろのドアの方を見ていました。もしかしたら曲間で入ってきた人を見ていたのかな?まぁ、演奏には全く関係ないんですが(笑)
 他にも演奏がヒートしすぎてぷちっと切れた弓の毛を10秒も無い休みの間に左手でプチっと切ってポイッと捨ててました。その仕草がまた ぶっきらぼうでカッコいいんだなぁ。。。(仕草萌え)。他にも他にも開放弦を弾く時は左手を離してついーっと弾いていく所とか、 演奏終了後ソリストも指揮者も退場した後でふわりとヴァイオリンを振り回して(ってなんかもっと言いようがあると思うんだけど思いつきません…)座る所とか、 カッコいい所はあるのですが、そんな事書いても音楽とは全く関係ないしね…(でもどうせ音楽面で期待はされてないしね…楽しく石田ファンやってりゃいいかって気もしてきた…)。
 そう言えば、グリーグ終了後、石田様が退場なさる時、ヴァイオリンの弦の部分をしっかり握って退場されたのですが、オッケーなんでしょうか。。。 まぁそれから弾く訳じゃないから問題ないのですね。きっと楽屋でチューニングしているんですね。。。
 そうそう!チューニングの石田様もカッコいいんですよ。今日はピアコンですから全部石田様がピアノでAを叩いてました。はー、指が綺麗だー。

 えーと、それぞれの演奏は若手の人達のパワーが詰まった面白い演奏だったと思いました。 ピアノの事とか、音楽の事とか館風は分からないのですが、若いには若いだけの力とか活力とか、魅力とかあると 思うんですね。そう言うのは確実にあったと思いました。

 そうそう。全く関係有りませんが、そう言えば音楽堂の前の大きな木が剪定されて葉っぱが無くなっていましたね。高校時代はあの木の下で コンクール後の反省会などをやっていたのでちょっと寂しい感じがしました。でも葉っぱは生えてくるものね。だから、大丈夫。







8月24日 第一生命ロビーコンサート
 弦楽四重奏コンサート
 〜ディズニーミュージック〜


場所:第一生命日比谷本社1階ロビー
弦楽四重奏
1stヴァイオリン:石田泰尚
2ndヴァイオリン:三國佳奈
ヴィオラ:大槻桃子
チェロ:宮坂俊一郎
曲目(かなり曖昧(汗)。もっと詳しいサイトがあるでしょう)
 いつか夢で(眠れる森の美女)
 夢は密かに(シンデレラ)
 くまのプーさん(くまのプーさん)
 ララルー(わんわん物語)
 君も飛べるよ(ピーターパン)
 チム・チム・チェリー(メリーポピンズ)
 ビビデバビデブー(シンデレラ)
 星に願いを(ピノッキオ)
 括弧内は出典

★ディズニー関連の展示をしている横でのディズニー曲の演奏と言うだけあって、 聴きに来ているのは子ども連れがメイン。演奏中に泣くし、喋るし、風船割るし(笑)、ま、それも ロビコンならでは、という事で諦めましょう。曲もキャッチーなディズニー。 有明から連れて行った悠生もディズニーだったので楽しめたみたいです。良かった良かった。

 石田様の演奏の素晴らしさを再確認するコンサートになった。どんなに小さな曲でも本気で取り組む姿勢は感嘆もの。 いつも通りのカッコイイ石田様の音楽を感じる事が出来ました。それに、客席と舞台はフラットで観客と演奏者の距離が近い。 事実、石田様の「せぇの」と言う小さな声が聞こえましたし。演奏者の息遣いが伝わってくるようでした。

 私が気に入ったのは最後の3曲。チム・チム・チェリーなんか、アレンジが面白くて良かったです。特に2ndヴァイオリンが メロディの時に1stの石田様がオブリガードを弾いたのですが、それがもう最高!石田様がメロディかと錯覚するぐらい 感情の籠った演奏でした。石田様は何事にも「本気」なのね…と言う風に再認識させてくれた演奏会でした。



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