11月11日★ JFC作曲賞コンクールコンサート@すみだトリフォニ−小ホール
11月16日 お茶大管弦楽団@かつしかシンフォーニーヒルズ
11月17日 エストニア・フィルハーモニック室内合唱団@タケミツメモリアル
11月28日 スウェーデン国立エーテボリ交響楽団@タケミツメモリアル
11月11日 |
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11月16日お茶の水管弦楽団第71回定期演奏会場所:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール ★これはTERRESTRIAL ODYSSEYのKEN君にタダチケットをもらったので行ってみた。実は館風、大学オケを聴くのは初めて。
もう興味が偏りまくっているのがわかりますね(笑)。 演奏の方はクラシックを全然知らなくても「あ、どっかで聴いた事あるかも」と言う感じの曲ばかり。カルメンなんかは超有名どころばかり
の演奏で、聴いていてかなり楽しめました。 この管弦楽団はもちろん大学生と、多少のOBで構成されているので、小さい頃から楽器をやっていた人
ばかりじゃ無いと思うのですが、結構いい演奏をしたんじゃないかなぁ、と思います。 コンマスの男性が面白い方で、もう「ゆらゆらくん2号」!って感じでした。あ、1号はもちろん石田様です(どうやら過去(新星日時代?)、そう言う呼び名があったようです。もちろん本人は知らないだろうけど・・・)。 しっかーし!今回の演奏会で館風が一番気になったのは指揮者の時任氏。 | |
11月17日 エストニア・フィルハーモニック室内合唱団場所:東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル ★合唱王国エストニア(なんと全人口の6割が合唱人口!)が誇る世界トップレベルの合唱団(と、書いてあった)。
でもそれも納得。本当に音程が良い!更に声が深くていい響き!発音が深すぎず、しかし浅くなく、心地よい響き!聴いていると気持ちよくなってきちゃう感じの演奏でした。 館風は1曲目のリゲティなんかが気に入りました。もう響きに命をかけた作曲をしていますね。テクストはほとんど意味を成していません。だけどその浮遊感とか幻想的な感じとかが大好きです。 この合唱団は見たところ年齢層がなかなか高めの混声合唱団のようです。やっぱり歳を重ねた方がいい声になりますね。それ以上に骨格の差はあると思いましたが。 前半にペルト以外の全曲をやって、そこで20分休憩だったのですが、前半はなんと1時間。聞いているこちらとしてはそんなに長い時間聞いている気がしませんでした。
曲が終って時計を見たら1時間経っていて、そんなに歌ってた?!という感じでびっくりしました。やっぱりヨーロッパの方は時間の流れ方が違うわ〜。
やっぱりこういうのって音楽性にもでるんでしょうかねえ。 | |
11月28日スウェーデン国立エーテボリ交響楽団場所:東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル ★今日の館風は疲れていた。とある事情で1日中立ちっぱなしだったから。でもでも、行ってきました初台まで!
タケミツメモリアルは館風の大好きなホール。最近はどうもタケミツメモリアル付いてますね。嬉しい限り★ 1曲目の「A.S.の追憶」はシェーンベルクの追悼の意を込めて作られた曲。直接引用されている部分もあるらしいのですが、館風は元の曲を知らないのでわかりませんでした。
でも、純粋に弦楽曲としてかなり楽しめました。不思議な雰囲気の曲で、元の「浄夜」が1899年作曲で、この「A.S.の追憶」が1999年作曲。あ、そうか。現代曲なのか。これ。
なるほど通りで。館風好みの曲だと思った(笑)。 2曲目のグリーグは冒頭だけ聞き覚えがあったのだが、後は全然知らなかった・・。でも何であそこだけ知っているんだ?有名ですよね? 3曲目は館風のお気に入りのマーラーの第1番。これは図らずも予習バッチリ(石田様がマーラーとブルックナーが好きだとおっしゃっているのでとりあえず聞いてみるか!と買ってみた)だった為、オケと一体になって楽しめました。
実は生オケで聴くのは初めてで、予想以上の迫力とクオリティの高さに感動!そりゃ演奏後にブラボーの声が飛びますって!なんか、石田様がマーラー好きって言うのが分かった気がします。
イイですよ。マーラー。ちょっと他の交響曲も聞かなきゃ。 ライトの席だった為、すぐ近くにコントラバスがいました。そのおかげか、かなりベースの効いた演奏に聴こえたのですが、それがまた重量感があって良い。コントラバスのソロではソロを弾いた首席奏者の方(?・ともかく1プルのオモテの人ですよ)
がとってもステキでした。演奏後に指揮者に紹介された時、「え?俺も?いいよそんなの。」みたいにちょっとテレている感じでとても可愛らしかったです。 それと、金管がとても良い。安心して聴ける演奏で良かったです。なんと言うか、オケが良かったと思わせるのは実は金管なのかも。金管は失敗すると一発でバレますからね。そう考えると、今日のエーテボリの金管は完璧。
第4楽章の金管が総出のファンファーレ(って言っていいのかな?)が超カッコイイ!もう盛り上がりがスゴイ!そう言えばそろそろ〜っと金管が入ってきていたな。あれで人数増やしていたのですね。 曲も良かったのですが、館風が注目したのはコンマス! 何箇所かのソリでは、メインはコンマスが弾いて、音に厚みを出させる為か、部分部分を一緒に女の子も被せて弾いていきます。
それがまた、2人の息が合っていて良い。2人してタイミングを合わせる時に女の子が笑うのが微笑ましい。ソロの部分じゃなくても、女の子は度々コンマスのほうへくうっと寄って行って顔を見合わせては「にっ」と笑って、その表情がまた可愛らしい。後半はもうこの2人に釘付けでした。 そう言えばこの交響楽団、楽団員同士の仲の良さがとっても表れていたと思います。そう言えば演奏がすべて終了したら隣同士の楽団員同士、又は前後で弾いていた楽団員同士が握手していたし。
有難う、今日もお疲れ様、みたいな感じで。そんな雰囲気がまた良かったです。やっぱり音楽って人間が出ちゃうんだわ。 |