竹本健治



闇のなかの赤い馬






2004年4月6日 闇のなかの赤い馬


出版社:講談社(2004)

★ミステリーランドより配本。一応子供向けの体を装っているが、それはどうだろう。 やはりいつもの通りと言う感が無くも無い(ご本人もそう仰っている)。

 物語はミッション系スクールで起こった落雷事故から始まる。そしてその後に人体発火事件が…。 果たしてこれは人災か天災か。汎虚学研究会のメンバーが真相を探るべく動き出した。

 子どもの視点から描いているものの、真相の解明はとてもスマート。 個人的に お前らそんな騙されすぎ!と思わんでもないが、自律していた子どもたちだったからこそ 騙されたのかも。でもこう言う犯罪は哀しいなぁ……。



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