2003年1月24日
ミス・オイスター・ブラウンの犯罪
著者:ピーター・ラヴゼイ
出版社:ハヤカワミステリ文庫(1998)
★珍しく海外作家のミステリィ。実は英語のレポートが「イギリス作家の作品を読み、感想を書け」だったので、
ラヴゼイでやってみた。英語のレポートなのに日本語で良いところがなんともまた。。。ま。それはともかく。結構面白かったので御紹介まで。
ブラック・ユーモア全開の短篇がたっぷり18篇も入ったオトクな短篇集。オチが分かって「うわっ!怖っ!」って言う物からちょっとじ〜んと来ちゃう感動ものまで
バラエティ豊。かなりイケてます。
読んでいる最中に突然終りが訪れる感じがもうクラクラして面白いです。2回、3回と読み返したい短篇集です。
ちなみに館風のお薦めは表題作「ミス・オイスター・ブラウンの犯罪」と「クレセント街の怪」と「ジンジャーの終着駅」と「シヴァーズ嬢の招待状」の4編。