★シリーズ第4弾(?)。元々はカッパノベルスで出ていたものらしい。 と言うか自分でもびっくりなのが、我孫子武丸暫く読んでなかったんだなー、と言う事。だってこのシリーズ、初めてじゃないですもの。
主人公の妹尾睦月と朝永嘉夫のターニングポイント的短編集なので、前作を読んでからチャレンジする事をお薦めする。
朝永嘉夫は腹話術師。実はこのシリーズ、名探偵は彼が操る 人形・鞠小路鞠夫なのである。 二人は操る・操られる関係でありながら、全くの別人格。そう、普通の腹話術師とはちょっと事情が異なるのである。 そんな朝永のもう一つの人格ともいえる鞠夫の推理が事件を解決していく。
今回は天才腹話術師いっこく堂との対談も収録!